じんましんについて
じんましんの症状が出たとき、ぶつぶつに加えて、顔が腫れたり、咳がでたり、顔色が悪くなる、嘔吐するようならアナフィラキシーの可能性があります。救急車を呼んで緊急受診してください
出たりひいたりする場合は緊急性はありません。涼しくして、運動は控えてください。入浴は控えるか、ぬるめで短時間にしてください
じんましんの大半はストレスや体調の変化が影響し、はっきりした原因がわからないことがほとんどです。通常、原因を検索する必要はありません
じんましんは虫さされのように膨らみのある赤い発疹が、からだのいろいろな場所にできるものです。虫さされ程度の大きさから手のひら以上の大きさになることもあり、地図のように体にひろがります。
じんましんがでたとき、注意しないといけないのは、それが強い全身性のアレルギー症状の一つであるときです。(アナフィラキシー)
じんましんに加えて、顔が腫れたり、咳が出てきたり、顔色が悪くなったり、嘔吐しはじめたりしたときは、救急車を呼んで緊急受診するようにしてください。
逆にじんましんが出ても、いつもと変わりないときは、原因がはっきりしない特発性じんましんですので、体を冷やしてあげて眠れるようなら様子見てもかまいません
【よくある質問】
じんましんですが、食べ物が原因ですか?
じんましんが出ると、原因はなんだろうと考えると思いますが、大半のじんましんは簡単に原因がわからないことがほとんどです。
食べ物が原因の場合食べた後30分くらいして、急激に増えてくるため、ほとんどの場合推測可能です
じんましんの原因は何ですか?
大人では、仕事や人間関係のストレスがあるとじんましんがでるということを聞いたことがあるかもしれませんが、子どもでもストレスが、かなり影響します。ストレスは保育園、幼稚園などの環境によるストレスもありますし、風邪もストレスの一つで、風邪の前後でじんましんがでることもあります。疲れていたり、寝不足があってもじんましんの原因になるため、なかなか原因がわかりません
お風呂に入ってもよいですか?
体が温かくなるとじんましんは、増える傾向にあります。かゆみがつよいときは、控えるか、ぬるめで短時間にしてください
M’s(エムズ)こどもクリニック瑞江
院長 高松昌徳