薬の飲ませ方
こどもが飲むお薬には、粉薬・シロップ・ドライシロップがあります。
授乳後に飲ませると、お腹がいっぱいで飲めなかったり、ミルクと一緒に
吐いたりすることがあります。赤ちゃんは薬で胃が荒れることはないので、医師から特別な指示がない限り授乳の前に薬を飲ませるとよいでしょう。
乳幼児でも基本的に食後にこだわる必要はありません。体調が悪い時は食事ができないこともあると思いますが、御飯を食べられない場合でも、食事のタイミングで薬は飲ませてあげてください
赤ちゃん、乳幼児への薬の飲ませ方ヒント
1.粉薬
小さなお皿に薬1回分を出し、水を2~3滴たらして耳たぶくらいの硬さでひとかたまりになるまで練ります。
練った薬をほおの内側や上あごに貼り付け、その後水や湯冷ましを飲ませます。
ペットボトルのキャップに1~2杯の水で溶いて、シロップのようにして飲ませてもよいでしょう。
2.シロップ
冷蔵庫から取り出し、ボトルを軽く上下に振って薬を混ぜ合わせます。
小さなコップに1回分の薬を入れて、スポイトで吸い上げて、赤ちゃんの口の中に入れます。
この時、頬の内側を伝わらせるように入れるとむせにくいです。
哺乳瓶が使える赤ちゃんは、哺乳瓶の乳首だけをくわえさせて、その中にシロップを入れて吸わせてもよいです。
離乳食を始めていれば、スプーンで飲ませてもよいでしょう。
3.ドライシロップ→粉のような薬ですが、水などにすぐ溶けてシロップのようになります
粉薬と同様に、ペットボトルのキャップに1~2杯の水で溶いて、シロップの時と同じように飲ませます。
お湯で溶くと苦味が出るので、必ず水で溶きましょう。