生後2ヶ月になれば、なるべく早く4種類の予防接種をしましょう。まず5種混合(DPT-IPV-Hib)、B型肝炎、ロタウイルスワクチン、肺炎球菌をしましょう。4種類同時に可能です。詳しくはお読みください
生後2か月からの予防接種について
赤ちゃんの予防接種は生後2か月から始まります。
この時期のワクチンは、どれも命を守る大切なものです。
適切なタイミングで接種することで、感染症から赤ちゃんをしっかり守ることができます
◆ 生後2か月で受ける予防接種
以下の4つのワクチンをできるだけ早くスタートしましょう:
- ①肺炎球菌ワクチン
- ②5種混合ワクチン
- ③B型肝炎ワクチン
- ④ロタウイルスワクチン(ロタリックス)
※ロタウイルスワクチンは月齢があがると副反応(腸重積)のリスクが高まるため、原則として生後14週6日までに1回目を接種してください
※ロタウイルスワクチンは当院ではロタリックスを使用しています。2回目から当院で接種希望され初回他院にて「ロタテック」を接種している場合、お電話にて予約ください(03-6231-8388)
【当院の取り組み】
- ◆ 感染症のない方(予防接種など)の広い一般待合室と完全分離した専用待合室を完備しています
- ◆ 一般待合ではプレイルーム利用可能でお子さんは楽しく過ごせます
- ◆ 月~土の13:40〜15:00は予防接種(健診)専用時間にしています
感染症のない方(予防接種など)の専用待合室です

ご予約について
予防接種のご予約は、以下の方法でお取りいただけます:
「予防接種(乳幼児健診)予約ページ」
をクリックしてリンク先からご予約いただけます。
- またはスマートフォンに アイチケットアプリ をインストールし、
「エムズこどもクリニック瑞江」 を検索・選択して予約
◆ ワクチンの副反応について
よくある副反応:
- ・発熱(接種当日〜翌日に38〜38.5℃の熱が出ることがあります)
- ・注射部位の腫れ(直径3cmほど、2〜3日で改善)
こんな時は夜間でも受診を:
顔色が悪い/泣き声が弱い/頻回の嘔吐 など
◆ ロタウイルスワクチン後の注意事項
ロタウイルスワクチンを接種したあと、ごくまれに「腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)」という腸の病気が起こることがあります。とくに 接種後7日以内 に起こることが多いため、次のような症状がないか赤ちゃんの様子をよく観察してください。
- 何度も激しく嘔吐する
- 泣き声がいつもより弱い
- 顔色が悪い
- いちごジャムのような赤い便(血便)が出る
このような症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
【腸重積のリスクについて】
腸重積はロタウイルスワクチンの副反応としてごくまれに心配されることがありますが、ワクチンを接種しない場合のほうが腸重積を起こすリスクは高い ことが分かっています。
- ⚫︎ ワクチン導入前の日本では、1歳までに 500人に1人 が自然に腸重積を発症していました
- ⚫︎ ワクチンによる腸重積のリスクは 約10万人に1人 と、非常にまれです
このことからも、ロタウイルスに感染することによるリスクの方がずっと高く、予防接種は赤ちゃんの健康を守るための大切な手段であると考えられています。
◆ 同時接種について
当院では、赤ちゃんの免疫獲得を早めるために、複数のワクチンを同時に接種することを推奨しています。
同時接種にご不安がある方は、お気軽に医師・看護師へご相談ください。少ない数でのワクチン接種相談も可能です
◎ ご来院時のお願い
- -母子手帳・問診票を必ずご持参ください
- -問診票は体温を除いて自宅でご記入ください
- -出生時の体重記入欄があります。記載忘れやすいですが記入をお願いします
- -体温は自宅で測っていてもワクチンの場合、来院時に必ず測定します(体温欄は空白でお越しください)